葬儀の簡単手引き

   

葬儀での供花の選び方について

私達は人生において様々の経験をしてきます。ある時には活気のある所で元気に作業をしたり、またある時には静かな所でじっくりとデスクワークを行ったりします。この様な人間の活動は1人で行われる訳ではありません。人間は生まれて来る時には1人ですが、生まれ出るとともに自分を産んで育ててくれる親との関わりが始まります。この時の人間関係は、まずは自分も含め3人くらいです。成長とともに人生で関わる人の人数は増えて行きます。3歳位まではいつも一緒にいる人の数は親戚の人がいて生まれたときより少し増えますがせいぜい7人から8人です。まだまだうちの中でしか生活をしませんので行動範囲も狭いものです。
段々と成長すると自分に関わる人達の数は増えて行きます。まずは幼稚園か保育園に行く事になりますが、そうすると一気に関わる人達が増えてきます。幼稚園や保育園の先生も少なくても4人か5人はいます。一番の変化は、たくさんの同年代の子供達との出会いです。それまで関わってきた人たちの10倍以上の人間との関係が出てきます。そうなるとうちの中だけしか知らなかった子どもたちは段々と変わりだします。先生はいるものの、自分たちの社会を構築し始めます。これが社会性の表れと呼ばれるものです。
この様な社会性の表れにより、子どもたち同士の関係も初めはただ同じ空間を占めていてお互いの行動については、自分の行動とかかわらない限り気にしない感じであったものが、他の子供がどの様にしているかに興味を持ち出します。その様な事がお互いに起こる事で、時には喧嘩をしたり時には仲良しになったりまします、この様な感じでお互いの関係を深めて行く事で実社会への出発の準備をしていきます。
更に成長して学校に行く頃になると、この様な関係はもっと大規模にまた組織的になってきます。その様子は既に現実社会のものとあまり変わらないものです。その最終点にあたるのが学校を卒業して就職をする事になる辺りです。一旦就職をしたら、もう子供ではありません。1社会人としての人生を歩まなければなりません。その意味では色々な社会的な儀式についてもきちんと向かい合う必要があります。
この様な社会的な儀式の最たるものが冠婚葬祭です。自分も含めてこの様な儀式についてお付き合いをする必要があります。覚えなければならない大切な事として、この様な冠婚葬祭の儀式の際には贈り物をする必要がある事です。その際に気をつけなければならないのは、どの様な儀式の際にはどの様な贈り物がいいかの見極めを行なわなければならない事です。もし、忌み事の際にお祝いの贈り物をしたりお祝いごとの際にお悔やみの贈り物をしたりするとそれまで築いてきた人間関係を一変で失ってしまいます。
冠婚葬祭の中でも一番知っておく必要があるのは、人間生活の中で一番の悲劇である葬儀における贈り物として何を送るかです。当日葬儀に行けない際には、多くの場合は供花をします。ここでどの様な供花をするかについても十分な検討を行う必要があります。この様な際には基本的には色のついていないお花を贈るのが常識です。間違っても派手な赤色を含むようなお花を贈ってはいけません。基本的には白や青やせめて黄色くらいの色の花にする必要があります。この様な冠婚葬祭の基本的な事は、それまでのその人がどの様な生活をしてきたかとか、物事をどう考えているかが表に出ますので大変重要です。これからも充実した人間関係を続けて行くためには、この様な事の勉強もかかせません。勉強といえば学校で学ぶ科目だけではない事を知っておく事は、豊かな人生を歩んで行くには大変重要な事である事を十分に考えておく必要があります。

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